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塾か?部活か?
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高校生の話です。ここで部活とは、運動部や吹奏楽部のように、練習が厳しいものをいいます。磐高・桜丘などの進学校に通っていて部活に入ると、困ったことが起きます。それは、勉強時間がとれない!
平日は部活で疲れて、家へ帰るとバタンと寝てします。土日にまとめて勉強しようとしても、練習や試合が入ってたりする。絶対的に勉強時間が足りないわけです。
※部活生はどれくらい大学に受かるのか※
国立に現役で受かるのは90%以上無理です。国立は受験科目が多いから。たまーに天才が現れます。運動部をやりながら現役で東大に受かってしまう人。でも、それは1000人にひとりです。残り999人の方は、続きを読んで下さい。
そこで私立を目指します。じゃぁ、どこに受かるの?
まず言いたいのは、高校入試と大学入試のレベルの違いです。高校入試はいわき地区で争われる地方大会。他方、大学入試は全国大会です。つまりね、大学入試のほうが10倍厳しい。いいですか、2・3倍じゃないですよ。10倍です。
1.すごーく出来るなぁという方…明治に受かります。でも、早慶は無理です。
2.まあまあ出来るなぁという方…日東駒専に受かります。日大、東洋、駒沢・専修ですね。
3.ぱっとしない方…いわきの大学へ行きます。運がイイと大東亜帝国に受かります。大東文化、東海、亜細亜、帝京、国士舘です。
4.残りの方は浪人します。国立を目指した方、私立でも上のランクを目指した方ですね。
じゃぁ、浪人するとどれくらい伸びるのか?
1ランクです。つまり、現役の時C判定で、合格まであと一歩だった大学に、浪人すると合格できます。逆に言うと、現役の時DやE判定だった大学には、浪人しても受かりません。
以上が、部活生の大学受験の現状です。
※あなたに夢はありますか※
将来はこんな大学へ進学したい、こんな職業につきたい、そういう夢はありますか。もしあるなら、部活を続けるという選択は、その夢を捨てることになりかねません。
いいですか。ここ大事ですよ。よーく考えてください。
高校生の皆さんは目の前のことしか見えません。われわれ大人はもう少し先が見えます。部活を続けて夢を捨てると、後悔します。そうですねー、30歳になった時。「ああ、もうやり直しがきかないなあ」って思うんですね。そういう人に、私は何人か出会いました。
あなたの部活は、あなたの将来につながりますか。
もし、つながるとしたら、しっかり部活をやりましょう。
でも、つながらないなら。そしてあなたに夢があるなら。その夢は部活を続けても実現しますか。もし実現が難しいなら、それでも部活を続けますか。夢を捨ててまで。
もしあなたに夢があるなら、その夢がしっかり勉強しないとかなわない夢なら、ぜひ勉強を選んでください。塾を続けてください。
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