福島県いわき市かなり進学塾
中学生ワンポイント


バックナンバー ご覧になりたい月を選んでください

2025年7月 2025年6月 2025年5月 2025年4月


 
【2025年6月】

6月 その1>>

<中学生ワンポイント> 
中3女子A・母> 英語はもういいから


<質問>
4月に質問した者です。
塾長、前回はありがとうございました。

学校から配られた受験用の教材があって。
それをやるようになったら、娘もだいぶ分かってきたと言います。

精神的に安定してきたようで、よかったです。

・・・

今回の質問です。

同じような英語の教材も配られていて。
娘は喜んでその教材をどんどん進めています。

学校から課題として「何ページまでやるように」と毎週指定されます。
娘はそれよりはるか先まで進んでいます。

数学はギリギリの所ですが。


で、ですね。
娘がそうやって英語に取り組んでいると、担任の先生から言われるそうです。

「あなたは英語が強い。十分過ぎるほど出来る。英語はもういいから、数学をやりなさい」

娘はガッカリして、へこんでいます。
せっかく面白くて英語をやっていたのに・・

ちなみに担任は数学の先生です。


<回答>
なるほど、担任の先生は数学愛が強いのですね。
そして自分のように数学愛が強い生徒さんをひとりでも多く生み出したい。

そう思ってらっしゃるのでしょう。
無意識かもしれませんが。


ただ、人それぞれなんです。

数学が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。
逆に、英語が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。

みんながみんな、その担任の先生のようになればハッピーかというと。
そうじゃないですよね。


じゃ、どうすればハッピーかというと。
人生が上手くいくかというと。

好きを伸ばす、得意を伸ばす。
ズバリこれです。


それとは逆に、弱点を何とかしようといくら努力しても・・

弱点は人並みになるのがやっと。
決して入試の得点源にはなりません。


ですから、入試で上手くいくコツは得意科目を伸ばすこと。
これに尽きます。

担任の先生は無視しましょうね(笑)
ページトップへ戻る▲

6月 その2>>

<中学生ワンポイント> 

中3男子B・母> 卓球、負けました


<質問>
同じく4月に質問した者です。
前回はありがとうございました。

息子の部活ですが、予想通り卓球部は地区大会で負け。
個人戦も団体戦も県大会へは進めません。

息子はそんな部の中でも、一度も試合に出ることはありませんでした。
練習にはきちんと出ていましたが。

・・・

さて、その後。

気持ちを切り替えて勉強に専念してくれるかと思いきや、相変わらず。
以前と同じような日々を送っています。

「アンタ、本気で高校受験する気があるの?」
ついに母はブチ切れました。

息子の返事は「そりゃ、受験するよ」という、何とも気の抜けたもの。


「こうなりゃ塾にブチ込むだけ」
塾長のところは遠いので、近所をあれこれ物色中。


週2回や3回じゃ生ぬるい。
毎日カン詰めになるくらいの所がいい。

そうは思ったものの・・
たぶん1か月くらいで逃げ出すでしょう。

この先、どう導けば?


<回答>
心配の種は尽きないのですね。
ご心中、お察し申し上げます。


さて、お母さんが進めている「塾にブチ込む」という作戦。
なかなか良いと思いますよ。

言葉は過激ですが、言い換えると「彼に最適な環境をプレゼントしてあげる」ということですから。


「親はありがたいなぁ」、私はそう思ってしまいます。

私自身、両親を亡くしていますから。
今になって親のありがたみが、身に沁みて分かります。

・・・

具体的に書きますね。

彼にはスパルタ式の塾は合わないでしょう。

頭にハチマキを巻いて、「受験、乗り切るぞー。エイエイオー」
そんなイメージの塾です。


それとは逆に、ひとりひとり親身になって接してくれる。
かゆい所に手が届く。

そういうタイプの塾が良いでしょう。


お母さんから見ると、ちょっと物足りないくらいの塾。
そういう所だと、彼は続くと思いますよ。

でねっ、続くと成績も伸びるのです。

もうちょっとの辛抱。
きっと上手くいきますから。
ページトップへ戻る▲

6月 その3>>

<中学生ワンポイント> 
中3男子C・母> 中間テスト、上がった


<質問>
先日、中間テストがあって。

息子は5番。
これまでで最高の順位でした。


これまではずっと10番前後。

この位置だとA高とB高の間くらい。
今回の順位を取り続ければ、A高も十分に狙えます。

・・・

ただ今回は、周りの人たちは部活の市大会があったりして。
思うように勉強できなかったようです。

他方、息子の水泳部は7月から大会がスタート。
その差が出たのかもしれません。

とすると、逆に期末テストはきびしいかも。


なんにしても、5番という順位は自信になりました。
私にも息子にも。

この先もしっかりやっていきますね。


<回答>
おー、良かったですね。

過去最高の順位。
きっと自信になるでしょう。

ぜひ今の勉強を続けてください。
いい感じだと思いますよ。

・・・

ただ、不安もあるわけですよね。

今回は周りの人たちが部活で忙しく、十分に勉強できなかった。
それとは反対にBさんは大会がまだ先だから、今回はしっかり準備ができた。

でも、これから大会が続くようになると、今度は逆に成績が落ちてしまうのではないかと。

・・・

確かにそうかもしれません。
でも、そうでないかもしれません。

その時はその時です。
いろいろと対応の仕方はありますから。

とりあえず今の勉強を続ける。
それでOKですよ。
ページトップへ戻る▲

6月 その4>>

<中学生ワンポイント> 
中3女子D・母> 中間テスト、下がった


<質問>
4月に質問した者です。
その際は、ありがとうございました。

その後です。
先日の中間テスト、娘は19番。
これまでで最低でした。


「やばい。もうすぐ20番台」
娘も焦っていました。

これまでは10番前後でしたから、ショックだったのかもしれません。

・・・

とはいえ、毎日遅くまで陸上の練習をやり。
市大会も勝ち抜いて、県大会に進むことになって。

ますます陸上に集中。
家に帰ればグッタリという日々でしたから。

それを思うと、仕方ない結果かなと感じています。


ただ、今回のテストで自覚したようです。
「陸上ばかりじゃダメだ。勉強もしっかりやらないと」って。

期末テストに期待します。


<回答>
やられてしまいましたね。

でも今回の中間テスト、Dさんのような方は少なくないですよ。
とりわけ部活をがんばっていた方は。

・・・

えっとね、中間テストや期末テストって、テスト範囲が狭いでしょ。
ですから、テスト前にどれだけ勉強したかの差が大きく出ます。

これに対して学校の学力テストや塾の模擬テスト。
範囲はこれまで習ったこと全部でしょ。

おそらくそのテストをやれば、そんな大きな落ち込みはない。
上がらないとしても、逆に下がることもない。

そんなものだと思いますよ。


ですから一喜一憂しないこと。
淡々と自分のペースで勉強を続けること。

部活が楽になれば、勝手に成績は回復しますから。
ページトップへ戻る▲

 

Copyright (C) 2004-24 Kanari-Shingakujyuku. All Rights Reserved.