福島県いわき市かなり進学塾
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中学生ワンポイント


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4月 その1>>

<中学生ワンポイント> 
中3女子A・母> 数学がピンチに


<質問>
娘はA高を志望。
成績は良いです。学年3番くらい。

娘の中学からA高には毎年10名くらい合格します。
なので、今のまま行ければよいかな、と思っていたのですが・・


2年生の終わりにあった学力テスト。
数学は29点を取ってしまいました(50点満点)。
他の科目はすべて40点以上でした。

順位も8番と、これまでで最低。
娘は涙目でした。

・・・

吹奏楽部にいて、副部長になりました。

ちなみに部長は男子。
ですから、女子のリーダーです。

責任感のある子ですから、きちんと務めることでしょう。
でも、心の中では成績のことで不安いっぱいのはず。


この先、どうやれば数学を復活させられますか?
A高はだいじょうぶでしょうか?

<回答>
成績はアップダウンがあります。
ですから、一回だけの悪い成績に、あまりとらわれないこと。

高校に上がると、もっとすごいですよ。

進学校はテストの連続。
校内のテストもあれば、対外模試もあります。

息つく暇もないほど。

間もなく、そういう世界に突入します。
ですから、今のうちに免疫をつけておいてくださいね。

・・・

さて、数学。

ふだん3番ということは、学校の定期テストは良く出来ているはず。
数学も、おそらく90点くらいの点数は取っているでしょう。


とすると、対策はひとつ。

高校受験用の教材をやる。
ズバリこれです。


学校によっては、3年生の初めにそういう教材を渡されます。
それをやってみてください。

最初は難しいと感じるかもしれませんが、二度、三度とくり返すうちにこなせるようになりますよ。




4月 その2>>

<中学生ワンポイント> 
中3男子・母B> ヤル気が見えない息子


<質問>
息子は今年、中3になります。
高校受験の年です。

でも、ヤル気が見えません。

「本当に受験生?」
母の私はヤキモキしています。


成績は学年まん中くらい。
時には、ちょっと下回ることも。

部活は卓球部。
でも、それほど真剣に取り組んでいるわけではなく。

レギュラーにはなれず。
公式戦にも出たことはありません。


下に弟と妹がいます。
面倒見はとてもよいです。

「優しいお兄ちゃん」
そんな表現がピッタリ。

そういう所が、彼の一番素敵なポイント。
でも、受験となると・・


塾長。こんな息子ですが、何とかなりますか。
この先、きびしい受験勉強を耐え抜いていけますか。

志望校はD工業。
今の成績では、合格ラインぎりぎりです。

<回答>
組合せが絶妙ですね。

お母さんがテキパキしていて、息子さんがちょっとボンヤリしている。
それじゃあ、気になって仕方がないでしょう。


えっとね、男の子に多いんですよ。
彼のようなタイプ。

「この子、本当に受験に間に合うのか・・」みたいな。


この点、女の子は違います。

着々と準備を進めて。
3年生になる頃には、だいぶ形も決まっています。


じゃあ、そういう男の子たちはどうなるかというと・・

これが何とか間に合うのです。
不思議なのですが。

・・・

夏休みあたりです、多いのは。

ある日、突然スイッチが入る。
人によっては徐々に入る。

そうするとね、それまでとはまったく別人の彼がいるのです。

私は心の中で「別人28号」と呼んでいます。
(スミマセン、おやじギャグです)

なので、もうちょっと様子を見てあげてくださいね。




4月 その3>>

<中3生ワンポイント> 
中3男子C・母> 塾とか行ったほうが


<質問>

息子は4月から中3。
受験生になります。

希望はA高。
今のところ成績は足りています。

部活はコンピューター部。
マイペースな子で、今まで塾とかも行ったことありません。


息子の中学は受験に熱心で、A高やB高の希望者がとても多いです。
まるで、そこに行くのが当たり前のよう。

そのために塾へ行ったり、家庭教師をつけたりと。
こちらも、多くの方がそうしています。

・・・

先日、知り合いのお母さんたちとランチをする機会があって。
息子が塾にも行ってないと知ると、皆さん驚いていました。

この春からでも、塾とか行ったほうがよいのでしょうか。

<回答>
すごい中学校ですね。

A高やB高が当たり前だなんて。
よその中学のお母さんが聞いたらビックリしますよ。


ということは、中学校の中での競争もきびしいものがあるでしょう。
生徒の皆さんは、必死に勉強しているはずです。


でねっ、スゴイなぁと思うのは、息子さんはそんな中でもマイペースでやっている。
しかも、成績も良く、A高に合格できるレベルにある。

これ、すごいですよ。
お子さん、才能に溢れていますね。


ですから、周りに合わせる必要はまったくありません。
今のペースで突き進んでください。

そしてね、いつか壁にぶつかるかもしれません。
その時には「塾に行こうかな」と考えてもよいでしょうね。




4月 その4>>

<中学生ワンポイント> 
中3女子D・母> 陸上部です


<質問>
娘は3人兄弟の末っ子。
上2人は兄です。

気配りができる子で、私にはとても良い話し相手です。
というか、息子2人とはそもそも会話ができません(笑)

・・・

息子2人はC高。
娘は成績も良く、A高かB高が希望です。


彼女は陸上部。
走るのが速く、イキイキと部活をやっています。

陸上部は他の部活より日程が早く、5月には大会があります。
ただ勝ち進んで県大会までいくと、夏休みに大会がかかってしまいます。


今はA高ギリギリ、B高は余裕というレベル。
この先、どうしたら?

<回答>
「A高かB高か」というのは、皆さん悩みますよね。
Aさんだけでなく、この後のBさんも同じ悩みを抱えてますから。


でねっ、高校受験だけじゃなく、その先も考えてみる。

A高もB高も進学校ですよね。
当然ながら大学へ進むわけです。

じゃ、どんな大学へ進みたいか?
大学ではなにを学びたいか?

・・・

おそらく考えたことのない方が、ほとんどだと思うのです。
でも、そこが明確になると・・

じゃあ、その目的を達成するためには、A高とB高、どちらがいいんだろう。
そんなふうに具体的に思考が進みますから。
やってみてくださいね。




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