福島県いわき市かなり進学塾
高校生ワンポイント


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【2025年5月】

5月 その1>>

<高校生ワンポイント>
高3男子・母> 国公立大で勝負

<質問>
息子はC高3年。
国公立大を目指しています。

彼は中学のとき野球部。
高校ではどうするのかと見守っていたのですが。

「高校野球は甲子園を目指す。自分にはそこまでの情熱はない。せっかく進学校C高に入ったのだから、高校ではしっかり勉強する」


そんな訳で、部活は特にやっていません。

ですから、A高やB高に進んだのに部活をバリバリやっている方は「スゴイなぁ」と感心します。

・・・

息子は学年10番くらい。
評定は4.8あります。

ただ、A高やB高ならともかく、C高でこれくらいの順位では国立大はちょっと微妙かな。

あと本人のタイプなのですが。

どの科目も器用にこなせる、というわけではなくて。
コレと決めて、その科目に集中すると伸びていく感じです。

できれば国公立大に行ってほしいです。


<回答>
とてもしっかりしたお子さんですね。

塾の中学生や高校生に聞かせてあげたいくらい。
彼とか彼女とか・・顔が浮かんでしまいます(笑)

冗談はともかく、それくらいしっかりしたお子さんです。
まず、そのことを認めてあげてくださいね。

・・・

次に勉強。
国公立大を希望、とあります。

ただ「どの科目も器用にこなせる、というわけではない」とありますね。
そして「コレと決めて、その科目に集中すると伸びていく」と。

ここがポイントです。


国立大って、受験に5教科7科目が必要じゃないですか。
最近はさらに情報も加わってきた。

ここを乗り切るには、体力が必要です。

でも、それだけではダメで。
ある程度の器用さもないと難しい。

この点が、ちょっと引っかかります。


志望は「国公立大」とありますよね。

それじゃあ公立大はいかがですか。
県立大とか市立大。

科目数はちょっと少なくてすみますから。
検討してみてくださいね。
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5月 その2>>

<高校生ワンポイント> 
高1女子A> 高校生111の法則


<質問>
この春、A高に合格しました。
今は勉強に燃えています。

ところで、塾長は「高校生111の法則」というのをホームページに載せていて。
新入生にとって大事なことが書いてあると、父から聞きました。

私も探したのですが、見つかりませんでした。
どんなことですか?


<回答>
合格おめでとうございます。

A高ですか、難しかったでしょう。
よくがんばりましたね。

合格しただけで満足していない。
「今は勉強に燃えてます」というのも素晴らしい。

その調子で励んでください。
ぐんぐん伸びますから。

・・・

さて、高校生111の法則。

今はホームページに載せていません。
ここで内容を説明しますね。

「111」というのは「1年生の1学期が1番大事」ということです。

なぜか?


これまでたくさんの高校生を見てきて。
1年生の1学期の成績とあまり変わらないレベルで大学受験を迎える。

そんな方がたくさんいました。

ということは、1年生の1学期の成績でその後に行ける大学が決まってしまう!

これに気づいた時は衝撃でした。


ならば、逆に考えて、1年生の1学期の成績を良いものにしておけば、その後に行ける大学も良い所になる。
そう思ったのです。

じゃあ、1学期の勉強に全力投球しようじゃないか。
それをうながすキャッチコピーとして「高校生111の法則」を思いついたのです。

ぜひ1学期の勉強を大事にしてくださいね。
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5月 その3>>

<高校生ワンポイント> 
高2男子B> 理系クラスに進んだが


<質問>
ある進学校の理系クラスにいます。
将来の就職がよい、という理由で理系を選択しました。

ただ向いていたのか、1年生の時に数学で困ることはありませんでした。
が、問題は2年生になってから。


僕のクラスは成績が良いです。
理系クラス6つの中でも一番。

周りには成績優秀な生徒がゴロゴロいます。
会話のノリも、どこかなじめません。

「本物の理系って、こういう人たちなのか」
あっけにとられることが多い毎日です。


はたして自分は、このままこのクラスでやっていけるのか?
理系の適性はあるのか?

これまでとくに壁にぶつかることなく進んできました。
初めて巨大な壁に囲まれている感じがします。


<回答>
ズバリ言います。
その壁、幻想です。

たかだか1メートルくらいの高さしかありません。
ひょいと乗りこえられます。

以上(笑)


ススキの穂>

えっとね、そんなものなんです。

怖い怖いと思って夜道を歩くと、ススキの穂も幽霊に見える。
そんな話、聞いたことありませんか。

Bくんは、今まさにそんな状況にあるのです。


・周りの人たちが本物の理系に見える?

いえいえ、それススキの穂です。
それを「本物の理系」という幽霊だと勘違いしているだけなんです。


次のステップ>

自分のペースを守ること。
ズバリこれです。

周りがいくら猛スピードで突っ走っても、BくんにはBくんにあった速度があります。

それを守る。
これが大事。

するとね、気づいた時には思いがけないほど遠くに、思いがけないほど早く、到着しているものですよ。
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5月 その4>>

<高校生ワンポイント> 
高3女子C> 部活は夏も・・


<質問>
A高のバレー部です。

私の代は強くて。
県でも上位を争うレベルです。

上手くいけば県大会も突破して、東北大会にも進めそう。

私の専門は守備。
体をはって、相手のスパイクを防ぎます。


ただ、東北大会まで進むとすると、夏の終わり頃まで部活が続きます。
受験、間に合うかな?

国際系を志望。

できれば国公立大。
でも、きびしそうなら私立大もあり。


<回答>
バレーはよく知らないけど。
なんか格好良さげですね。

ぜひ、がんばってください。
応援してます。


ただ、そうすると受験勉強が・・
これは困りますよね。

とはいえ、部活を中途半端にするとモヤモヤが残ります。
「さあ、やるぞ」という勉強の動機づけが出てきません。

こちらも問題あり。

・・・

さて、どうするか?
答えは、両方取る。

欲張りですが(笑)


えっとね、戦略があるのです。
それは選択と集中。

必要なものを選んで集中し、他は捨てる。

受験生にとって最も大切な資源は「時間」。
それを有効に活用する。

・・・

具体的に書きますね:

勉強で力を入れるものは国際系の受験科目のみ。
他は軽く流す。

課外は出ない。
模試はテキトーに対応する。

自分のエネルギーを、部活と受験科目のみに集中する。
そんな作戦です。

・・・

受験科目について:

教材をしぼります。

これ!という1・2冊のみやる。
2周・3周する。

他の教材はやらない。


ちょっと過激ですが。
これくらいの気合いで臨むと上手くいきますよ。
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