福島県いわき市かなり進学塾
高校生ワンポイント


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【2025年7月】

7月 その1>>

<高校生ワンポイント>
高3男子・母> 大学、見つかりました

<質問>
息子の大学ですが、気に入った所が見つかりました。

前回、ある県の県立大にオープンキャンパスで出てみて。
でも、彼がイメージしていたのとは微妙にズレていて。

彼はバリバリの情報系が希望。
ですが、そこはメディアと情報を融合したような感じ。

いまひとつピンとこなかったようです。


そこで今回、別の県にある県立大のオープンキャンパスに出てみて。
そこが、まさに彼がやりたいことズバリ。

さらに環境も良くて。

広大なキャンパス。
設備も新しい。

とても気に入り、そこを第一志望に決めました。

・・・

ただ入試ですが、バリバリの情報系だけあって数学重視。

共通テストでも数学の配点は高いし、2次試験は数学のみ。
1次と2次を合計すると、その半分以上が数学の点数。

もともと数学は好きで得意でしたが、さすがにこの配点には焦ったようです。

この先、数学の勉強はどのように進めたらよいですか。


<回答>
お気に入りの大学、見つかってよかったですね。

やはり、これは大きい。
ご本人のヤル気がまったく違ってきますから。


とはいえ県立大。

国公立大ですから人気は高い。
入試レベルも高い。

そこをクリアしないといけません。

でもね、やるしかないですよね。
当たり前の結論ですが。

・・・

数学の勉強>

これに全力を傾ける。
入試突破の条件はまさにそこです。

じゃあ、何をやるか?

ズバリ黄チャートがおすすめ。
逆に、青チャートまでは不要。


これが国公立大の医学部を目指すというなら、青チャートしかない。

でも、情報系とはいえ県立大。
そこまで競争のレベルは高くない。

むしろ黄チャートを2周・3周して完璧にモノにしたほうが、合格の可能性は高くなります。
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7月 その2>>

<高校生ワンポイント> 
高1女子A> 定期テストやばい


<事例>
AさんはB高。
迷った末、結局、吹奏楽部に入った。

「勉強が大変になるかも」という不安はあったが、部活の魅力には勝てなかった。

部活は思った通り楽しかった。
練習は大変だが、充実した毎日。


部員数が少ないこともあり、大会には小編成部門で出場することになっている。
もちろんAさんもそのメンバー。

さらに6月には定期演奏会もあった。
舞台に立ったAさんは、とても感激したそうだ。

素晴らしい会場。
「最高!」と思ったそうだ。


が・・不安は的中。
やはり勉強時間が足りない。

6月には前期の中間テストがあったが、まるで準備が追いつかなかった。


結果は無残。
これまでに取ったことのない点数。

どう巻き返せばよいのか、途方にくれている。


<分析>
試練が来ましたね。

でも、予想されたもの。
慌てず騒がず、淡々と対処していきましょう。


1 まず敗因分析

大事なのは、次の2つ。

・なぜ勉強時間が取れなかったか

一番の原因は、部活です。
でねっ、それは今後も続く。

ならば、次回のテストで十分に勉強時間を確保するには、どうしたらよいか。今から対策を練っておく。


2 どの科目がやられたか

悪かったとはいえ、一律にやられたわけではないはず。

無惨にやられたのもあれば、比較的軽傷ですんだのもある。
それを見極める。


というのは、得意科目を作る必要があるから。
将来の大学入試を考えるとね。

それには軽傷ですんだ科目に注目する。
なぜなら、得意科目の候補だから。


ただただ途方にくれるだけじゃなくて。
冷静に現状分析しようね。
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7月 その3>>

<高校生ワンポイント> 
高2女子B> 数学ついていけます


<事例>
Bさんの高校は進学校。
なので、数学のスピードは速い。

入学した年、年内には数学1Aを終えていた。
年が明けると数学2Bがスタート。

すでに数学2Bは半分近く終わっている。


Bさんは文系クラス。
なので、理系クラスよりはスピードが遅い。

理系クラスは、すでに数学2Bを半分以上終えているとのこと。

・・・

さて、定期テスト。
6月には前期の中間テストがあった。

2Bはやはり1Aより難しい。
結果、Bさんは1年生の時より点数を落としてしまった。

「あんなに勉強していたのに・・
Bさんはちょっとガッカリ。


が、順位が返ってきてビックリ。
逆に順位は上がっていた。

内容が難しくなった分、平均点は下がっていたようだ。


Bさん、ヤル気を取り戻した。
この調子でがんばろうという気力も湧いてきた。


<分析>
良かったですね。
軌道に乗ってきたようで。

今回、2年生のBさんは好調。
それに比べ先ほどの1年生のAさんは・・


でもね、悲観することはないのです。

2年生は、1年生の未来の姿。
Aさんも、いずれきっとそうなりますから。

・・・

さて、Bさん。
先生を志望することにしました。

そして文系でも、数学が好きだし得意。
ならば「中学校・数学の先生を目指しては」。

ちょっと文系の方には裏技のような私の提案。
受け入れてくれて嬉しいです。


数学2Bもついていけるようなので、この調子で勉強を続けてほしいですね。

そして、もし無理だったら別のタイプの先生を目指せばよいのです。
他の科目の先生とか、小学校の先生とか。


気になる点を2つ:

1 数学3

Bさんは文系。
なので、数学Cはやるかもしれませんが、数学3はやらないでしょう。

この科目をどうするか、ですね。

アイデアがあるので、いずれお伝えします。


2 国公立大

Bさんは私立大タイプ。

ですから、受験は3科目ですみます。
数学も2BまででOKという所が多いでしょう。

でも、国公立大を受験するとなると、数学3を要求されるはず。
その時、どうするか?

こちらも、いずれお伝えしますね。
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7月 その4>>

<高校生ワンポイント> 
高3男子C> 英検2級にパスした


<事例>
Cくん、私のすすめにしたがってバリバリと英語を勉強し始めた。
苦手な数学は、いったん置いておくことにした。

もともとコツコツやるのは好きなタイプ。
そのスタイルが得意でもある。

そこに情熱が加わったから、まさに鬼に金棒。
集中して勉強を進めている。


6月に英検のテストがあった。

Cくんは試しに2級に挑戦。
見事、筆記に合格。


「面接は自信ないです」と言いながら、塾の教材を何度もくり返し。

「耳には自信がなくて・・」
弱点を克服すべく、何度もCDを聞き返し。

結果、面接もパス。
Cくん、喜色満面でした。


「英語って、勉強すれば伸びるんですね」

何かをつかんだよう。
その自信は大きい。

・・・

まずは英語で一点突破を目指す。
学年上位に食い込むべく。

そして国立大・合格の目安である学年50番という壁を破れるかどうか。

定期テストでも模試でも。
その壁にチャレンジ。


<分析>
まずは第一段階クリア。
そんな感じです。

彼を見ていると
「目標が明確になった時、人は成長するんだな」
と感じます。


高校の先生はよく「早く志望校を決めるように」と生徒さんを促します。
時には焦らせるくらいに。

それは、こういう効果を狙ったものなのでしょう。
経験上、そのことを高校の先生は熟知している。


高3の受験生ですから。

年が明けると、すぐに共通テスト。
残り6ヵ月。

ぐずぐずしている暇はないです。

・・・

これからの作戦:

ズバリ英語の一点突破。

国立大は5教科7科目ありますが、中心になるのは数学と英語。

そのどちらかを引き上げる。
合格点よりずっと上まで。

そして、他の科目はそれに引っ張り上げてもらう。


Cくんの場合、それは英語。

このまま英語の勉強を続ける。
心中するくらいの覚悟で。

すると道は開けるはず。
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