福島県いわき市かなり進学塾
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中学生ワンポイント


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2月 その1>>

中2女子・母> 理科の電気が

<質問>
先月、中2の方のお母さんが、質問しておられましたね。「数学で図形の証明ができない」と。
実はウチもそれで、塾長の回答がとても参考になりました。その後、娘にも塾長方式でやらせたところ、どうにか出来るようになって。ホッとしました。
が、娘には難題がもうひとつあって。それは理科の電気。直列・並列が出てきたあたりからつまずいて。その先になると、ほとんどお手上げでした。
定期テストの平均点も低く。やはり50点に届かず、再テスト。
先月、質問された方の数学と同じで、つい苦笑してしまいました。

<回答>
不思議なご縁ですね。
知らない方への回答が参考になって「図形の証明」ができるようになった。が、今度は「電気」。
その定期テストで、前回質問された方と同じようなことが起きている。とすると、今回の回答も別の誰かに役立つかもしれませんね。そう考えると、どこか楽しいです。

攻略法:
回路では並列に注目。電流は水流と考える。並列でパカッと2つに分かれると、水流は半分になりますよね。ですから電流も半分になる。電圧は高低差。ですから、すべり台の高さで考える。2本すべり台が並んでいても、高さはいっしょ。ですから並列でも電圧は同じ。最後に、直列では電流と電圧の関係が並列のときとちょうど逆になります。駆け足の説明ですが。よかったらお子さんに見せてあげてください。




2月 その2>>

中3男子・母> 高専に落ちた

<質問>
息子は高専志望。ずっと憧れていました。文化祭も小学生の時から行っていて。高校生のお兄ちゃんたちに遊んでもらっていました。そして中3の受験。当然のように高専に挑戦。が、残念ながら不合格でした。模擬テストではギリギリの所でした。合格率50%。なので、良い結果もあれば悪い結果もある。それは覚悟していました。この後は県立高・入試。B高を受けます。こちらはB判定を取っています。将来は大学へ進み、ロボットのことを学びたい。気持ちをそちらに切り替えたようです。

<回答>
小さい頃からの夢、叶わないこともありますよね。彼もガッカリしたと思います。でも、そこからすぐに切り替えて。B高から大学へ進む。大学ではロボットを学びたい。そう思い切れたのは立派。こういう方は応援したくなります。B高は、そして大学は、あなたを待っているよと。
この先の勉強:
高専の入試にあわせてきたはず。県立高校の入試とはちょっと違いますよね。ですから、一番にやることは県立高校入試の感覚を身につける。具体的には過去問。これを3年分から5年分、しっかり目を通してください。そして高専の問題との違いも、実感として分かってください。それが出来れば、元々の実力はあるから大丈夫ですよ。




2月 その3>>

中2男子・母> 塾を変えたい

<質問>
息子はA高志望。成績は伸びてきてます。80人の学年で、以前は10番台。悪い時は20番より下も。それが学年末テストでは5番に。これまでで最高です。
実は2年生の初めからある塾に行き出して。その効果が出てきたのかもしれません。なのに、息子は塾を変えたいと言います。今いるのは静かで、ゆるい雰囲気の塾。一方、息子が行きたがっているのは熱血タイプの塾。同じ部活の子が行っていて、息子も訪れたそうです。
たしかに息子を見ていると、熱血タイプの塾のほうがイキイキとするかもと思います。でも、せっかく伸びてきてるのに、もったいないという思いもあります。将来は国立大へ行きたいそうです。

<回答>
客観的データを書きますね。それで判断していただければ。A高の合格ラインは学年でざっくり10%。80人だとすると8番くらいです。ということは、5番だと合格ラインに入っていますが、以前の10番台だときびしいです。なので、今の順位をキープできるかどうかが勝負になります。

次に国立大。A高から国公立大に行けるのは、ざっくり3人にひとり。公立大というのは県立大や市立大のことです。A高が300人だとすると、上位100番まで。これが国公立大に行ける最大限。ですから、A高に合格しただけではダメで、さらに上位100人にならないといけません。
以上が現実。なかなか、きびしいでしょ。




2月 その4>>

中2女子・母> 塾を変えたくない

<質問>
娘はB高志望。2年生の初めから、ある塾に入ったのですが、成績は下がり気味。以前は80人中20番あたりでしたが、学年末テストではついに31番に。初めての30番台です。「このまま塾を続けてもB高はきびしそう。塾を変えたほうがいいんじゃない」娘に問いかけても断固拒否。続けるといいます。

ひとり娘。ワガママです。でも、そんな彼女が居やすい雰囲気が、その塾にはあるのでしょう。それは分かりますが、でもB高に落ちては元も子もないじゃないか。私はそう思うのです。

<回答>
今回もまず客観的データを書きますね。B高の合格ラインは学年でざっくり20%。80人だとすると16番くらいです。ということは、以前の20番ですらあと一歩。今回の31番というのは論外です。
きつい言い方ですが、娘さんもまずこの現実と向き合ってください。それから塾を変えるかどうか判断したらよいと思います。
優先順位は?>
B高に入ることなのか、今いる塾で心地よく勉強を続けることなのか。両方とも手に入るなら万々歳ですが、ひとつだけならどちらを選びますか?そのうえで塾を続けるとしたら、相当な覚悟を持ってこれから勉強に向かわないといけません。でもね、それが出来たら大化けする可能性もある。付け加えておきますね。




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